シリコンラバーヒータートップ

シリコンラバーヒーター

特徴

耐熱温度200

「高い耐熱温度」
シリコンラバーヒーターは-30℃(※)~200℃まで幅広い温度域で使用可能です。 表面のラバーシートには難燃性があり、標準タイプでUL-94HBに対応しております。より難燃グレードの高いUL-94V0も対応可能です。 ※さらに低温でも使用可能ですが、現実的な使用環境を考慮して-30℃と記載しております。

また当社は創業してからお客様に合わせたシリコンラバーヒーターを約2,000種類以上製作してきた実績があります。 「シリコンラバーヒーターのワット数・温度」など、わからないことはお気軽にお問い合わせ下さい。 お客様にピッタリな提案をさせて頂きます。

形状イメージ

「もちろん自由設計」
シリコンラバーヒーターは自由な設計が可能です。円形、穴開き加工、複雑な形でもお任せください。 図面やイラストなどがあればより精度の高い設計制作が可能です。 消費電力(ワット数)や電圧、サイズ、オプションも自由にご指定頂けます。 発熱線の種類を豊富に取り揃えており、それと配線パターンを駆使してご要望に沿った提案を致します。

シリコンラバーヒーターは「1枚から~」制作可能です。もちろん型代・設計費は頂いておりませんので実験用や試作用、 小ロットをご希望のお客様もお気軽にお問い合わせ下さい。

ラバーシート曲げイメージ

「優れた高耐久・柔軟性」
シリコンラバーヒーターは、フレキシブルな面状発熱体です。 ガラスクロスにカレンダー加工した2枚のシリコンラバーシート間に発熱線をパターン化させて配線してあります。 そのためシリコンの柔らかさと高い引っ張り強度があり、平面はもちろん曲面や円筒にも密着が可能です。

また、ワット密度が設計上限に近い場合は当社独自の断線対策としてヒーター内部で意図的に回路を分け、 全体のワット数はそのままで各発熱線にかかる電流値を下げる工夫も行っております。

構造

シリコンラバーヒーター構造図
    

【発熱線の工夫】
発熱線にニッケルクロム合金(または銅ニッケル)を採用。独自の配線パターン、幅広い線種により設計基準内のほぼすべてのW数に対応。

【接続部の実績】
圧着部を独自プレスで「不良知らず」を実現。

【頑丈構造】
ガラスクロス入りのシリコンラバーシートで発熱線をサンド。しっかり絶縁保護、ゴムの柔軟さも兼ね揃えております。

取り付け方法

    シリコンラバーヒーターの取付方法は下記の通りです。実際に使用する状況によってお勧めの取付方法も異なりますのでご相談下さい。 ※お客様の中には貼り付け対象を当社まで送って来られるケースもあります。

    【シリコン系接着剤】
    シリコンラバーヒーターと相性の良い接着剤を塗布して被加熱物、またはシリコンスポンジ(断熱材)と貼り合わせます。

    【両面テープ】
    シリコンラバーヒーターの裏面に特殊加工を施し、耐熱両面テープ(120℃)を貼り付けます。

    【マジックテープ】
    当社内にて加工なため短納期で対応可能です。長さ、幅もご指定いただけます。

    【ビス止め】
    シリコンラバーヒーター本体、もしくはヒーターを貼り付けた金属板等に穴あけ加工できます。 もちろんヒーター本体に穴あけする場合は配線パターンを変更し、絶縁をしっかり確保します。

仕様


(※)これ以上の寸法をご希望であればご相談下さい。ヒーターを分割して対応できる可能性があります。

温度上昇試験グラフ