
カーボンヒーターは、カーボンを含浸したガラスクロスを発熱体とし、エポキシガラス・PET等の絶縁体と一体成型されています。
・
防水タイプもあります。
・
全面発熱のため、熱効率が優れています。
・厚さ
0.3mm〜と非常に
薄く軽いです。




(※)防水タイプを液体中で使用の場合は液体の温度を40℃以下に制御して下さい。
用 途
- 水中用:水槽内の水加温、現像液加温
- 凍結防止用:衛生機器、各種凍結防止、各種融雪用
- 結露防止用:鏡の曇り止め
- 加温:ペット用、足温器
構 造
仕 様
容量公差 |
100W以下 ±15%
100W以上 ±10% |
絶縁抵抗 |
100MΩ/DC500V |
耐 電 圧 |
AC1,000V/1min |
最大ワット密度 |
0.2W/cm2 |
耐熱温度 |
70〜120℃ |
厚 み |
0.3〜1.8mm(接続部 約 4mm) |
最大製作寸法 |
450×1800(※) |
(※)これ以上の寸法をご希望であれば要ご相談を。ヒーターを分割して対応できる可能性があります。
温度グラフ
詳細については
こちらをクリックして下さい
事例案内
薄さ0.3mm
寸法:150-300
横から見ると薄いのがよくわかります。
利用例)窓ガラスの曇り止めにご利用頂きました。
温度センサーつき
寸法:200-300
サーモスタット(温度センサー)をつけて製作できます。
利用例)ペット用品の加温にご利用頂きました。
防水タイプ
寸法:200-400
水中用としても製造可能です。
厚みは1.8mmです。
利用例)水槽内を暖めるのにご利用頂きました。

ご注意下さい 
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防水構造ではありません。水、油、溶剤などのかからない場所でご使用ください。
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ヒーターの表面温度は被加熱物の材質、形状,断熱材の有無、周囲温度など使用環境によって異なります。ヒーターの選定に際しては使用条件を十分ご検討ください。
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ヒーターには自己温度制御性はありません。過熱防止のため、ヒーターの表面温度が耐熱温度を超えないよう、電子コントローラー、サーモスタット、温度ヒューズなどの温度センサーを用いヒーター表面の温度コントロールをしてください。
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ヒーターは被加熱物に密着させてください。密着が完全でないと熱伝導が悪いばかりでなく、空気層が残りヒーター局部過熱の原因になります。
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ヒーターどうしは絶対に重ね合わせないでください。異常過熱の原因となります。
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ヒーターおよびリード線には絶対に傷をつけないでください。絶縁不良や断線の原因となります。
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ご使用中はヒーター表面に絶対にさわらないでください。やけどの恐れがあります。